硬式テニスボールの加圧・保圧容器を自作DIYしよう!

テニスボール保圧容器 30個入りと空気入れ

硬式テニスボールは保管しておくだけでも、時間が経つにつれて空気が抜けていきます。

空気が抜けたボールは弾みにくく飛ばないようになるため、できれば空気が満タンの状態で使いたいものです。

ただ、ソフトテニスの軟式ボールのようにカンタンに空気を入れることができず、さらに空気が抜けないようにするのも難しいです。

そのため、一般的にはボールの空気が抜けてきたら、まだ使える状態でも交換してしまうことが多いです。

とはいえ、まだまだ十分使えるボールを捨てるのは忍びないです(>_<)/

購入したときのように空気圧をかけて保管しておけば、ボールから空気が抜けるのを防ぐことができます。

そこで、硬式テニスボール加圧容器の自作DIYにチャレンジしてみました。

加圧・保圧容器に使うもの

まずは、加圧容器に必要なものを紹介します。

テニスボール保圧容器

品名値段補足
米式バルブ11.5mm400円程度型番TR413
ネジ式掃除口65mm600円程度NCO65 か NCO75 がおすすめ
VU継手・ソケット65mm100円程度ホームセンターで取り扱いあり
VU排水管50cm×65mm400円程度カインズでカット品がありました。

そのほかのところでも100円程度でカットしてくれます。

VUキャップ65mm200円程度ホームセンターで取り扱いあり

ホームセンターに行くとDV管とVU管の2種類が置いてあります。

2つの違いはDV管が肉厚に対して、VU管は肉薄になります。

本来の排水管とは違う使い方をして空気圧をかけるため肉厚のほうが安心ですが、その代わりに容器が重くなるデメリットがあります。

肉薄のVU管の場合、破裂する可能性があるので注意が必要です。

肉薄のVU管は破裂する恐れがあるため注意が必要です!

米式バルブは型番TR413がおすすめ

加圧容器に空気を入れるためにバルブを取り付ける必要があります。

TR413は自動車のタイヤに使われるエアバルブで、1年以上利用していますが空気漏れもなく耐久性があります。

ネジ式掃除口はNCO65かNCO75がおすすめ

口径65mmのNCO掃除口でテニスボールの出し入れに少しひっかかる状態です。

軽く押しながらテニスボールを入れて、容器を振ってボールを取り出す感じです。

口径75mmであれば切っかかることなくスムーズに出し入れできます。

NCO75で1日程度、NCO65なら3日程度の空気圧を維持できますが、少しずつ空気が抜けていくので入れなおす必要があります。

NCOシリーズは近所のホームセンターに置いてないことが多いので、送料が高いですが通販サイトで購入することになります。

 

ちなみに、ホームセンターに行くと下のような=の形をした掃除口が見つかります。

テニスボール保圧容器 掃除口

この掃除口で保圧容器を自作したところ、気密性が低く半日持たずに空気圧が大幅に下がってしまいました。

NCOシリーズのほうが機密性が高いので、割高になりますがおすすめです。

=形状の掃除口は空気が漏れやすい(´・ω・`)
NCOシリーズの掃除口は気密性が高くオススメ!

自作に必要な工具

品名値段補足
 塩ビ用接着剤 タフダイン青100g400円程度排水管売り場の近くにあります
ドリル11.5m400円程度掃除口のバルブを取り付ける穴をあける
ヤスリ100均穴のバリを取るため
ペンチ100均穴にバルブを取り付けるときに
ハケもしくは筆100均タフダインを塗るため

バルブを取り付けるために、掃除口にドリルで穴をあける必要があります。

電気ドリルや充電式インパクトドライバーを使うなら、下のドリルがおすすめです。

このドリルで穴をあけてヤスリでバリを取れば、11.5mmのバルブが取り付けられるようになります。

ただ、ジャストサイズなので、バルブの取り付けにはかなりの力が必要です。

穴が小さくてあきらめそうになりましたが、ペンチやプライヤーでひねりながら引っ張ったらなんとか入りました(^^♪

ショートドリル11.5mmならバルブにぴったり!

テニスボール保圧運用に必要なもの

品名値段補足
空気入れ1,000円程度米式対応のもの
エアゲージ500円程度空気圧測定のため

米式バルブに対応した空気入れが必要になります。

また、保圧容器に空気を入れすぎると破裂する危険があるため、気圧を測るエアゲージも欠かせないです。

下のようにゲージ付きの空気入れがあるので、これなら空気圧を測りながら使えるのでおすすめです。

ゲージ付きの空気入れがおすすめ!

最初に、掃除口に穴をあけておきます。

テニスボール保圧容器 掃除口の穴をあける

このとき、下のよう写真のように棒などテコの原理を使ってフタを開閉できるように、真ん中ではなく端に寄せたところに穴を開けます。

テニスボール保圧容器 掃除口の穴をあける位置

穴が開いたらヤスリでバリを取って、バルブをはめておきます。

 

続いて、排水管をタフダインで接着していきます。

タフダインは塩ビ管を溶かしてくっつける仕組みなので、塗ったら早めに組み合わせます。

しっかり奥まではめ込めるように、体重をかけるなどして思いっきり押したほうがスキマなく接着できます。

なお、強烈なニオイがするので、換気の良い場所で行うほうが安全です(^^;

乾かしたらひとまず出来上がりです!

 

実際に軽く(100kPa程度まで)空気を入れて、お風呂で空気漏れがないか確認します。

もし空気が漏れているようなら、その場所に再度タフダインを塗ってふさぎます。

何度か繰り返して空気漏れがなくなれば完成です。

バルブ用の穴は掃除口の真ん中に開けないこと!

硬式テニスボールを入れてフタを閉め、最後に空気を入れて置いておくだけです。

ただ、破裂する恐れがあるので、200kPa以上にしないように注意しましょう。

万が一に備えて、空気を入れるときは加圧容器からできるだけ離れて作業したほうが安全です。

新品ボールの空気圧を維持していくだけなら100kPa程度あれば十分です。

1日1回、空気圧が下がっていないかチェックして、もし下がっていたら空気を追加していけばOKです。

用意するものが多いですが、ホームセンターで揃います!

テニスボール30球をまとめて保圧できる大型タイプ

直径15センチ、長さ50センチの塩ビ管を使うと、テニスボールが30球くらい入る加圧容器を作ることができます。

大型タイプに必要なものは以下になります。

テニスボール保圧容器 30個入る

品名値段補足
米式バルブ型番TR413400円程度アマゾンで購入
ネジ式掃除口 NCO75mm350円程度楽天市場で購入
DV継手150mmx75mm400円程度楽天市場で購入
VU排水管50cm×150mm1,300円程度ホームセンターでカット品を購入

100円程度でカットしてくれるホームセンターあり

DVキャップ 150mm700円程度楽天市場で購入
接着剤タフダイン100g400円程度楽天市場で購入
大き目の筆110円100円ショップで購入

VU排水管50センチを通販サイトで探しましたが、長さ1メール品しか見つからなかったので近所のホームセンターで購入しました。

反対に、ネジ式掃除口やDV継手150×75がホームセンターで見つからず、楽天市場で購入しています。

また、底フタは肉薄のVUキャップでも使えますが、破裂した経験から肉厚のDVキャップをおすすめします。

米式バルブ型番TR413については楽天市場でも取り扱っていますが、アマゾン4個セットと楽天市場1個が同じ値段だったのでアマゾンでの購入となりました。

塩ビ管用の接着剤タフダインは、一番小さい容量の100gで余るほどです。

あと、タフダイン自体にハケが付いていますが大型タイプで使うには小さいので、100均で大き目の筆を用意すると便利です。

全部で4,000円近くかかりますが、テニスボール30球くらいを保圧しておけるのでおすすめです。

直径15センチ保圧容器の底が破裂しました(´・ω・`)

テニスボール保圧容器の破裂

直径15センチ、長さ50センチの保圧容器は、約30個のテニスボールが入ります。

球出し用のボールを大量保管しておくのに重宝していましたが、約2年半使ったところで上の画像のように底が破裂してしまいました。

気圧を200kPa以上にすることはありませんでしたが、平均すると180kPa程度だったので少し高すぎたのかもしれません。

肉薄のVU管の場合、より安全に160kPa以下で運用する必要がありそうです。

肉薄のVU管は破裂する恐れあり!気圧は160kPa以下で

市販品のテニスボール保圧容器

以上のように加圧容器を自作することで、硬式テニスボールの空気漏れを防ぐことができます。

週末に大量のボールを使って球出し練習するなら、大型の加圧容器を自作して保管しておくと便利です。

とはいえ、自作するのはそれなりのテマと危険が伴います(^^;

テニスボール2、3球の保管であれば、市販品を購入する方法もあります。

空気入れは使わず、ボール容器をひねって空気圧を高める仕組みとなっています。

1容器に3球で、テニスバッグに入れてコートへ持っていくことも可能です。

空気圧を維持したいボール数が少なければ、こういった市販品のほうが手軽ですね。