楽天でんきがSPU対象外になるため電力会社の切り替え先について検討してみました!

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6月1日から楽天でんきが SPU対象外 になることが発表されました。

SPU対象で楽天市場の買い物+0.5%アップが楽天でんきに加入する契約理由の1つでしたが、6月以降はその特典がなくなります。

そのため、より良い条件の電力会社がないか探してみました。

 

日本卸電力取引所(JEPX)での電力取引価格高騰による影響について

電力の自由化によって参入企業が増え、電力会社を自由に選べるようになりました。

ただ、電力会社によって契約内容は様々で、そのなかには電力取引所 の取引価格によって電気代が変動する市場連動型プランもあります。

以前に取引価格高騰による影響で1ヶ月の電気代が数倍になるケースが発生したため、市場連動型プランは除外して調査しています。

 

楽天でんきの料金プラン

まずは、楽天でんきの料金プランについて調べてみました。

電気料金プラン|楽天でんき|楽天エナジー
楽天でんきの電気料金プランをご紹介します。一般的なご家庭や小規模事務所向けの「プランS」、事務所・商店・飲食店など向けの「プランM」、業務用機器を使用するお客様向けの「動力プラン」がございます。プランS・Mはどちらも基本料金0円。

個人プランSは契約アンペア数30~60Aが対象で、基本料金なしの完全従量料金となっています。

また、電気料金200円につき1ポイントがもらえる特典があります。

さらに、通常の楽天ポイントに加えて、期間限定ポイントも利用できるのも大きなメリットです。

 

auでんきと楽天でんきを比較してみました

auでんき料金表|auでんき
auでんきの一般家庭向け料金プランは「でんきMプラン」がおすすめ。シンプルでわかりやすいのが特徴です。自動でポイント還元されておトク!

まずは、auでんき と楽天でんき(東京電力エリア)で、電気使用量に応じた電気代を比較してみました。

楽天でんき(東京電力エリア) auでんき
単身世帯(200kWh) 5,300円 5,360円(30A)
2人世帯(300kWh) 7,950円 8,007円(30A)
3人世帯(400kWh) 10,600円 11,349円(40A)
4人世帯(500kWh) 13,250円 14,691円(50A)
5人世帯(600kWh) 15,900円 17,536円(50A)

単身世帯を200kWh、4人世帯を500kWhと想定して、使用量に応じて契約アンペアも30Aから50Aへ変更して計算しています。

単純計算では、電気使用量にかかわらず楽天でんきのほうが安くなります。

auでんき最大5%還元、楽天でんき0.5%還元

auでんき には電気代5,000円未満1%、5,000円~8,000円未満3%、8,000円以上5%のポイント還元が用意されています。

ただし、ポイント還元にはau携帯電話もしくはauひかりの契約(同居の家族でもOK)が条件となっているので注意が必要です。

一方の 楽天でんき も200円につき1ポイントがもらえるので、還元ポイント分を値引きして計算しなおしてみました。

楽天でんき(東京電力エリア) auでんき
単身世帯(200kWh) 5,274円(0.5%還元) 5,146円(30A・3%還元)
2人世帯(300kWh) 7,911円(0.5%還元) 7,606円(30A・5%還元)
3人世帯(400kWh) 10,547円(0.5%還元) 10,781円(40A・5%還元)
4人世帯(500kWh) 13,184円(0.5%還元) 13,956円(50A・5%還元)
5人世帯(600kWh) 15,821円(0.5%還元) 16,659円(50A・5%還元)

電気使用量300kWhまではauでんきが安く、それ以上になると楽天でんきのほうが安いという結果になりました。

ちょびリッチ経由でauでんきに申し込むと5,500円相当がもらえる!

ポイントサイトの ちょびリッチ を経由してauでんきに申しむと、5,500円相当がもらえます。

電力会社の切り替えはひかり回線のような初期費用は不要で、ネット上で手続きできるのでカンタンです。

さらにポイントサイトを経由することで、ポイントサイトのポイントが貯まるのでおすすめです。

 

auでんきと楽天でんきの比較まとめ

毎月の電気使用量が300Wh以下であれば、auでんきのほうが安くなります。

ただ、au電話回線を利用している必要があるため、以下の条件に当てはまれば選択肢になりそうです。

  • 自分または同居の家族がau回線もしくはauひかりを契約している
  • au回線は継続する予定
  • 毎月の電気代が5,000円以上1万円未満

将来的にMNPするなどしてau契約がなくなる場合は、電気代に対するポイント還元が受けられなくなるため注意が必要です。

 

ミツウロコでんきと楽天でんきを比較してみました

電気料金単価 | ミツウロコでんき
ミツウロコの「電気料金単価」をご紹介します。

続いて、ミツウロコでんきでも電気代を比較してみました。

楽天でんき(東京電力エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 5,274円(0.5%還元) 5,321円(30A)
2人世帯(300kWh) 7,911円(0.5%還元) 7,626円(30A)
3人世帯(400kWh) 10,547円(0.5%還元) 10,386円(40A)
4人世帯(500kWh) 13,184円(0.5%還元) 13,340円(50A)
5人世帯(600kWh) 15,821円(0.5%還元) 15,911円(50A)

ミツウロコでんきには120kWh以下が安くなる「シングル応援プラン」があります。

ただ、200kWh以上になると「従量電灯B」のほうが安くなるため、比較する上では「従量電灯B」で計算しています。

今のところ、ミツウロコ電気にはポイント還元がありませんが、それでも楽天でんきとほぼ同等の料金になっています。

 

ミツウロコでんきと楽天でんきの比較(その他のエリア)

東京電力エリアの電気代では差がわずかでしたので、そのほかの電力エリアについても比較してみました。

関西電力エリア

楽天でんき(関西電力エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 4,478円(0.5%還元) 4,606円(従量電灯A)
2人世帯(300kWh) 6,717円(0.5%還元) 7,039円(従量電灯A)
3人世帯(400kWh) 8,955円(0.5%還元) 9,611円(従量電灯A)
4人世帯(500kWh) 11,194円(0.5%還元) 12,183円(従量電灯A)
5人世帯(600kWh) 13,433円(0.5%還元) 14,755円(従量電灯A)

中部電力エリア

楽天でんき(中部電力エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 5,274円(0.5%還元) 5,502円(30A・従量電灯B)
2人世帯(300kWh) 7,911円(0.5%還元) 7,842円(30A・従量電灯B)
3人世帯(400kWh) 10,547円(0.5%還元) 10,727円(40A・従量電灯B)
4人世帯(500kWh) 13,184円(0.5%還元) 13,612円(50A・従量電灯B)
5人世帯(600kWh) 15,821円(0.5%還元) 16,211円(50A・従量電灯B)

九州電力エリア

楽天でんき(九州電力エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 4,677円(0.5%還元) 4,797円(30A・従量電灯B)
2人世帯(300kWh) 7,015円(0.5%還元) 6,758円(30A・従量電灯B)
3人世帯(400kWh) 9,353円(0.5%還元) 9,388円(40A・従量電灯B)
4人世帯(500kWh) 11,691円(0.5%還元) 12,018円(50A・従量電灯B)
5人世帯(600kWh) 14,030円(0.5%還元) 14,351円(50A・従量電灯B)

中国電力エリア

楽天でんき(中国電力エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 4,876円(0.5%還元) 4,698円(従量電灯A)
2人世帯(300kWh) 7,314円(0.5%還元) 7,156円(従量電灯A)
3人世帯(400kWh) 9,751円(0.5%還元) 9,780円(従量電灯A)
4人世帯(500kWh) 12,188円(0.5%還元) 12,404円(従量電灯A)
5人世帯(600kWh) 14,626円(0.5%還元) 15,028円(従量電灯A)

四国電力エリア

楽天でんき(四国電力エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 4,876円(0.5%還元) 4,651円(従量電灯A)
2人世帯(300kWh) 7,314円(0.5%還元) 7,148円(従量電灯A)
3人世帯(400kWh) 9,751円(0.5%還元) 9,812円(従量電灯A)
4人世帯(500kWh) 12,188円(0.5%還元) 12,476円(従量電灯A)
5人世帯(600kWh) 14,626円(0.5%還元) 15,140円(従量電灯A)

北海道エリア

楽天でんき(北海道エリア) ミツウロコでんき
単身世帯(200kWh) 5,970円(0.5%還元) 6,213円(30A・従量電灯B)
2人世帯(300kWh) 8,955円(0.5%還元) 8,953円(30A・従量電灯B)
3人世帯(400kWh) 11,940円(0.5%還元) 12,330円(40A・従量電灯B)
4人世帯(500kWh) 14,925円(0.5%還元) 15,707円(50A・従量電灯B)
5人世帯(600kWh) 17,910円(0.5%還元) 18,743円(50A・従量電灯B)

関西電力エリアでは電気使用量にかかわらず楽天でんきのほうが安いですが、それ以外のエリアの300kWh以下はミツウロコでんきのほうがオトクです。

毎月の使用量が少ないようであれば、ミツウロコでんきも選択肢になりそうです。

 

ポイントインカム経由でミツウロコでんきに申し込むと2万円相当がもらえる

ポイントインカム を経由してミツウロコ電気に申し込むと、2万円相当がもらえます。

毎月300円程度安くなるとしても、2万円に積み上がるには5年以上かかります。

そのため、このポイント狙いで電気会社を切り替えるのもアリですね。

 

ミツウロコでんきと楽天でんきの比較まとめ

関西電力エリアでは楽天でんきのほうが安いですが、それ以外のエリアで300Wh程度まではミツウロコでんきのほうが安くなります。

毎月節約できるのは300円程度ですが、ポイントインカム 経由で申し込めば2万円相当がもらえる魅力があります。

ミツウロコでんきはそもそもエネルギー事業を行っている東証1部上場企業なので、将来性としても安心ですね。

ENEOSでんきと楽天でんきを比較してみました

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さらに、ENEOSでんきと楽天でんき(東京電力エリア)でも比較してみました。

楽天でんき(東京電力エリア) ENEOSでんき
単身世帯(200kWh) 5,274円(0.5%還元) 5,146円(30A)
2人世帯(300kWh) 7,911円(0.5%還元) 7,606円(30A)
3人世帯(400kWh) 10,547円(0.5%還元) 10,781円(40A)
4人世帯(500kWh) 13,184円(0.5%還元) 13,956円(50A)
5人世帯(600kWh) 15,821円(0.5%還元) 16,578円(50A)

ここでも、電気使用量が少なければENEOSでんき、多ければ楽天でんきと同じ傾向になっています。

ENEOSでんき2年契約で1kWhあたり0.2円引き、さらに0.5%Tポイント還元

ENEOSでんきには電気料金の税抜200円につき1Tポイントがもらえる仕組みがあります。

さらに、2年契約の「にねんとく2割」(適用開始から23ヵ月目か24ヵ月目以外に解約すると1,100円の違約金が発生)を利用すると、2年目まで1kWhあたり0.2円、3年目以降0.3円値引きしてくれます。

2年目までの0.2円値引きで計算しなおすと、以下のようになります。

楽天でんき(東京電力エリア) ENEOSでんき(東京Vプラン)
単身世帯(200kWh) 5,274円(0.5%還元) 5,081円(30A)
2人世帯(300kWh) 7,911円(0.5%還元) 7,509円(30A)
3人世帯(400kWh) 10,547円(0.5%還元) 10,648円(40A)
4人世帯(500kWh) 13,184円(0.5%還元) 13,787円(50A)
5人世帯(600kWh) 15,821円(0.5%還元) 16,376円(50A)

料金差は縮まりましたが、電気使用量が少ないとENEOSでんきが安い傾向は同じです。

 

ポイントインカム経由でENEOSでんきに申し込むと2,200円相当がもらえる

 

ENEOSでんきも他の電力会社と同様で、ポイントサイトを経由することでポイントが貯まります。

ポイントインカム を経由しに申し込めば、2,200円相当がもらえます。

auでんき5,500円、ENEOSでんき2万円に比べると少ないですが、それでもポイントサイトを経由するだけなのでオトクですね。

 

楽天でんきの切り替え先まとめ

楽天でんきの料金体系が十分に安いことが再確認できる結果になりました。

楽天でんき auでんき ミツウロコ ENEOSでんき
単身世帯(200kWh) 5,274円 5,146円 5,321円 5,081円
2人世帯(300kWh) 7,911円 7,606円 7,626円 7,509円
3人世帯(400kWh) 10,547円 10,781円 10,386円 10,648円
4人世帯(500kWh) 13,184円 13,956円 13,340円 13,787円
5人世帯(600kWh) 15,821円 16,659円 15,911円 16,376円

それでも、300kWh前後では300円程度の差があり、年間で3,000円程度の節約につながります。

さらに、ポイントサイトを経由して申し込むことで、切り替え時にポイントがもらえるメリットもあります。

特に、ミツウロコでんきは違約金などのペナルティーもなく2万円相当がもらえるので、それだけでも切り替える価値がありそうです。