ポイント投資は、クレジットカードで買い物したりポイントサイトでコツコツ集めたりして貯まったポイントを投資に利用できるサービスです。
現金での投資は慎重にしたいところですが、もらえたポイントなら気軽に投資できることが最大の特徴となっています。
すでに、NTTドコモが運営するdポイント投資をはじめ、楽天証券で楽天スーパーポイントが使えるサービス、セゾンカードで貯まる永久不滅ポイントを使う運用サービスなど、複数のポイント投資サービスが始まっています。
それぞれのサービスによって投資方法に違いがありますが、ここではリスクゼロで投資できるdポイント投資についてまとめてみました。
dポイント投資の特徴
NTTドコモが発行するdポイントを使って投資ができるサービスです。
持っているdポイントをdポイント投資の運用ポイントへ交換すると、投資信託の基準額に連動して運用ポイントが平日17時ごろに増減する仕組みです。
運用ポイントは100ポイント単位でいつでも好きなタイミングで追加できる(1日最大2,000ポイント、【THEO+[テオプラス] docomo】 利用者は1万ポイント)ほか、引き出しについてもリアルタイムで1ポイントから全額まで引き出せるようになっています。
株式の比率が大きい「アクティブコース」はハイリスクハイリターン、債券の割合が多めでアクティブより増減幅が狭くなる「バランスコース」の2つが用意されています。
コース変更についても同様で、いつでもリアルタイムに変更することができます。
- 運用ポイントは平日17時ごろに増減する
- リアルタイムでポイントの追加・引出ができる
- アクティブコースとバランスコースをいつでも変更できる
投資できる通常のdポイントで、期間・用途限定ポイントは不可
dポイントには、通常のdポイントとdポイント(期間・用途限定)の2種類があります。
このうちのdポイント(通常)のみがdポイント投資へ交換可能で、期間・用途限定ポイントは利用することができません。
そのため、投資するためには通常のdポイントを貯める必要があります。
通常のdポイントを貯めるには
真っ先に思いつくのがスマホや携帯などの利用料金に応じてもらえるポイントで、ドコモユーザーなら1,000円の利用料金につき10ポイントが貯まります。(スマホ分割支払金や消費税などはポイント付与対象外)
ポイントが加算されるのは利用月の翌月10日となっており、たとえば2月に1万円の利用があれば3月10日の100ポイントがもらえることになります。
また、ドコモが運営するdショッピングやdマガジンといったサービスでも利用金額に応じてポイントが貯まるほか、アマゾンやメルカリといった提携サイトでd払いする方法もあります。
さらに、ローソンやマクドナルド、マツモトキヨシなど、リアル店舗で利用してdポイントカードを提示することでもポイントがもらえます。
そのほかに、moppy(モッピー) や ライフメディア などのポイントサイトで貯めたポイントを交換することもできます。
また、直接交換できない ちょびリッチ などのポイントサイトでも、Gポイント や ドットマネー を経由することでdポイントへ交換可能となっています。
- ドコモのスマホや携帯利用代金に応じて貯まる
- dショッピングなどのドコモ運営サイトを利用する
- ローソンやマックなどのリアル店舗でカードを提示する
- ポイントサイトから交換する
攻略法はtwitterで増減予測を確認してポイント出し入れ
ここからが肝心のdポイント投資で運用してリスクゼロで増やす方法です。
dポイント投資は前日の株式市場や債券相場、当日のドル円の仲値(為替取引の基準レート)などによって決まり、1日1回、17時にポイントの増減が更新されます。
もし17時までにポイント増減を予測できれば、増えるときにポイントを追加して、減るときには引き出すことでリスクゼロで投資できることになります。
通常の投資商品は事前に増減を予測することはできませんし、できたとしても増減が反映される前に投資することはできないです。(できたら損する人はいなくなるはず!)
しかし、dポイント投資についてはある程度の予測が可能で、しかもポイントの追加・引き出しがリアルタイムで行えるので、ほぼリスクなしで投資することができるのです!
自分でポイントの増減を予測するのはタイヘンですが、twitterの予測情報をツイートしていますので参考にしてdポイントを出し入れすれば大丈夫です。
dポイント投資の増減予測スタート😄
2019年2月22日(金)のdポイント投資は、
アクティブ
⬇️マイナス0.21%バランス
⬇️マイナス0.21%程度になりそうです。
バランスのほうが微妙にマイナス幅が少ないのでスイッチして耐えます😂#dポイント投資 #ポイント投資 #dポイント #ポイ活
— ポイトリ@dポイント投資📈ポイ活 (@fukugyou365) February 22, 2019
ちなみに、”ほぼ”リスクゼロとしている理由ですが、あくまでも予測で100%確実ではないからです。(予測値より0.2%くらいは前後することがあります)
たとえば、0.1%程度のプラス予測でも、実際はマイナスになる可能性があります。
といっても、そういったギリギリ利益のときは投資しないようにして、ポイントを引き出してしまえば安全です。
dポイント投資の予測方法
ここでは、予測の仕組みが分かればdポイント投資に対する不安も減ると思いますので、予測方法もついて触れておきます。
特に興味がなければ読み飛ばしてください。
dポイント投資はTHEO投信をベースに毎日のポイント増減を決めています。
その投信の組み入れ銘柄と割合が80%前後開示されているので、その情報を利用して前日の増減を計算することで予測しています。
また、ドル円の為替レートについても影響がありますが、こちらも当日午前10時ごろに確定します。
そのため、為替も含めて計算することで午前10時過ぎには当日のdポイントの増減をある程度予測することができます。
ただし、全体の80%程度の銘柄開示なので、あくまでも予測で100%確実ではありません。
dポイント投資の攻略法のまとめ
dポイント投資の増減予測ツイートを参考にして、平日17時までにポイントを出し入れするだけでほぼリスクなしで投資することができます。
ただ、ポイントが増える日でも1パーセント未満がほとんどで、1,000ポイントを投資しても増えるのはわずか数ポイントです。
とはいえ、日々積み重ねていくことで1ヶ月で数パーセント、1年で数十パーセントになる可能性があります。
何よりも、ほぼリスクなしで増やせるのが最大の魅力なので、この機会にdポイントを集めて投資してみるのもいいですね。